【神戸】ドイツ人監督の就任で“バルサ化”はどうなる? 三浦SDが説明

スポーツ報知
今季2度目の監督交代について説明する神戸・三浦SD

 神戸の三浦淳寛スポーツダイレクター(SD、44)が11日、神戸市内で取材に応じ、チームの“バルセロナ化”の方針は変わらないことを強調した。チームは今シーズン2度目の監督交代を敢行し、9日にドイツ人のトルステン・フィンク監督(51)の就任を発表。現役時代はバイエルンなどドイツのクラブでプレーし、指揮官としてはスイス1部のバーゼルなどを指揮した同監督。バルセロナとは縁がない指揮官の就任で、チームのスタイルに変化はあるのか、という質問に対し、三浦SDは「ドイツ人(監督)ならスタイルが変わるというのはまったくない」と断言した。

 さらに「元々バルセロナ化というのは、バルサのようにボールを保持して、ポゼッションで、魅力的な攻撃的なサッカーを目指しましょうという意味」と説明。その方針はフィンク監督との交渉の席でも真っ先に伝え、目指すスタイルは合致したという。さらにクラブは同監督の戦略的な構築や分析に加え、バイエルンなどでプレーした現役時代はリーダーシップを発揮していた点などを評価。三浦SDは「我々のプロジェクトにもすごく共感してくれた。攻撃的なポゼッションサッカーをしながら、どうやって得点を取るのか。カウンターから失点せずにいけるのか。そういった細かな修正を、しっかり話をしながらやっていきたい」と語った。

 フィンク監督はまだ就労ビザが発給されておらず、この日も非公開で行われた練習の指揮は執ることができず。ビザが発給されれば、最速で15日のF東京戦(味スタ)から指揮を執ることになる。

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