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「カズさんはこう言ってくれました」…ベトナム移籍の横浜FC松井大輔がサポーターにあいさつ

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MF中村俊輔、MF松井大輔、FW三浦知良

[12.5 J1リーグ第31節 横浜FC 1-1 鳥栖 ニッパツ]

 ベトナムのサイゴンFCに完全移籍する横浜FCのMF松井大輔が、5日の鳥栖戦後に行われた退団セレモニーでファン・サポーターにあいさつをおこなった。

 18年に横浜FCに加入した松井は、翌年のJ1昇格に貢献。在籍3シーズン目を迎えていた今季は第30節終了時点で3試合の出場にとどまっていた。そして、3日にサイゴンFCへの完全移籍が発表された。

 マイクの前に立った松井は「今まで3年間大変お世話になりました。ありがとうございました」と冒頭にあいさつ。19年7月27日のJ2第24節千葉戦の後半20分に美しいオーバーヘッドを沈め、同年にはセンターバックや右SBを経験したこともあり、「このチームでJ1に上がれたこと、オーバーヘッドを決めたときもすごく嬉しかったし、僕のキャリアの中で新しいポジションにもたくさん挑戦させて頂きました」と3年間を振り返ると、「本当にありがとうございました」と改めて感謝を伝えた。

 そして、チームメイトのFW三浦知良に移籍を伝えた際のことを振り返る。「移籍を伝えたとき、カズさんはこう言ってくれました。『俺とお前はどこにいようが、昔も今も変わらないよ』」――。そして、親交のある俳優の今井翼さんからも「僕は松井君がどこにいようが、ずっと応援している」と伝えられたことで、「ベトナムに行って頑張りたいと思う」と決意を新たにしている。

「横浜FCのサポーターの皆さんも、僕たちの関係はここで終わりじゃないですよね。いつまでも応援してください。僕も応援する大好きなチームは、後ろにいる選手たちと横浜FCです。本当に3年間ありがとうございました」

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