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現役復帰のロッベンが年内絶望「私の状況は残念だが…」

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年内復帰が見送られたFWアリエン・ロッベン

 フローニンゲンは4日、負傷離脱中の元オランダ代表FWアリエン・ロッベンについて、年内は欠場することを発表した。

 現在36歳のロッベンは昨年夏にバイエルンで現役を引退。1年間のブランクを経て、今夏にDF板倉滉の所属する古巣フローニンゲンで電撃復帰を果たした。しかし、スタメン出場したエールディビジ第1節PSV戦(●1-3)でそけい部を痛め、前半途中に負傷交代。第5節ユトレヒト戦(△0-0)で途中出場によって戦列復帰したが、その後はコンディション不良で再び離脱を余儀なくされた。今季のプレー時間は上記2試合での計44分となっている。

 クラブ公式サイトによると、現在はふくらはぎに問題を抱えているという。回復に向けて努力を続けているものの、ロッベンいわく「物事は私が望むように進んでいない」ため、年内はプレーしないことが決まったようだ。元オランダ代表レジェンドはクラブ公式サイトを通じ、次のような声明を出している。

「この数か月間、私たちは懸命に働いてきたが、残念ながら望ましい結果を得ることはできなかった。私はこれからの時間を使って回復し、新年はチームと一緒にフィールドに立って試合に臨みたいと思っている。これがうまくいくかどうかは、まだ何とも言えない。それはこれからの時期に明らかになる」

「自分自身の状況は残念ではあるが、チームがここまで頑張ってくれていることは嬉しい限りだ。パフォーマンスも試合も素晴らしく、もう少し点が取れても良かったのではないかとさえ思ってしまう。これは今季の残り期間でプラスにしかならない」

 フローニンゲンは今季ここまで10試合を消化し、5勝2分3敗(勝ち点17)で8位。年内は6日の第11節AZ戦、12日の第12節RKC戦、19日の第13節スパルタ戦、23日の第14節ヘラクレス戦の4試合が残っている。

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