レアル、CL敗退危機にジダン監督更迭も 後任候補の名前も浮上

 「欧州CL・1次リーグ、Sドネツク2-0Rマドリード」(1日、キエフ)

 サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督(48)に解任の危険性が迫っているという。スペイン紙マルカなどが扱っている。

 1日のチャンピオンズリーグ、シャフタル・ドネツク(ウクライナ)戦で0-2と敗戦。最終節で勝てば首位でグループリーグ突破の可能性も残っているものの、逆に最下位に沈むこともある不安定な戦いぶりとなっているのがその理由。複数の主力選手がけがなどで戦線離脱していることがチーム不振の主な理由だが、マドリードで絶大なる支持を得ている指揮官でさえタイトルが狙えない展開となればその時点で解任を宣告される可能性は少なからずある。

 現状で後任候補の筆頭とされるのが元トットナム(イングランド)監督のアルゼンチン人指揮官、マウリシオ・ポチェッティーノ氏。これまでも2016年1月、当時のラファエル・ベニテス氏がマドリード監督を解任された時に有力候補に挙げられていたが実現せず、この時にレアル2軍チームを率いていたジダン氏が内部昇格でトップチーム指揮を始めた。

 対抗馬とされるのが現役時代レアルの象徴として君臨、現在レアル・マドリード・カスティージャの監督を務めるラウル氏となっている。

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