2位アビスパ福岡は、得意の先制逃げ切りに失敗したが、貴重な勝ち点1を積み上げた。

0-0で迎えた後半8分、左サイドの連係から、クロスを受けたFWフアンマ・デルガド(30)のパスをMF重広卓也(25)が決めて先制。だが、同13分に課題でもあるCKから失点して追いつかれ、長谷部茂利監督(49)は「アウェーで勝ち点1を積んだのは良かったが、先制した勝ちゲームなのにもったいなかった」。

それでも、11月29日大宮アルディージャ戦から中2日の過密日程で引き分け、6試合連続負けなし(3勝3分け)と踏ん張った。残り4試合で3位V・ファーレン長崎と勝ち点差を「4」に広げ、J1昇格へ1歩前進した。