史上最高のサッカー選手の一人で「5人抜きゴール」で知られる元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナさんが25日、ブエノスアイレス近郊の自宅で死去した。死因は急性心不全。10月30日に60歳になったばかりだった。
突然の訃報を受け、サッカー界から悲しみの声が広がった。
ドイツ1部リーグ、アルミニア・ビーレフェルトの堂安律(22)は自身のツイッターで「小学生の頃、恩師に誕生日プレゼントで貰ったのがマラドーナのプレー集だった。その頃から憧れはマラドーナだったなー」と回顧。「沢山の夢を与えてもらいました。ご冥福をお祈りします」とコメントした。元日本代表のMF小野伸二(41)=FC琉球=は自身のブログで「僕にサッカーの楽しさを教えてくれた神様マラドーナ様。あなたが居たから僕のサッカー人生が始まり、周りをワクワクさせたいという願望が芽生えました」と追悼した。
元日本代表でタレントの前園真聖(47)もブログを更新。小学生のころにマラドーナさんのプレーに心を動かされたとつづり、「足に吸い付くようなコントロールで、他の選手とはまったく違う緩急をつけたステップで相手を抜き去るドリブルに魅了されました」と当時を振り返った。「マラドーナのおかげでサッカーをより好きになりサッカーの素晴らしさを知ることができました。あなたに出逢えたことに感謝です。ありがとう。マラドーナ…」としのんだ。