【神戸】フィンク新監督発表 現役時代はバイエルンなどで活躍。吉田監督は退任

スポーツ報知

 神戸は8日、吉田孝行監督(42)が退任し、新監督にドイツ出身のトルステン・フィンク氏(51)が就任すると発表した。神戸の監督交代は今季2度目となる。

 フィンク氏は、現役時代に守備的MFとしてバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)などでプレー。バーゼル(スイス)やハンブルガーSV(ドイツ)などで指揮を執り、18~19年シーズンはグラスホッパー(スイス)の監督を務めた。

 クラブによると、フィンク新監督はすでに来日しており、この日は神戸市内のクラブハウスで選手らにあいさつ。その後、非公開で行われた練習をチェックしたという。今後は就労環境が整い次第、指揮を執る見通しで、早ければ15日のF東京戦(味スタ)が初陣となる。

 神戸は4月17日にスペイン出身のフアンマヌエル・リージョ監督(53)が辞任。吉田監督が後を引き継いだが、チームは4~5月にかけて公式戦9連敗を喫するなど泥沼状態に陥った。三浦淳寛スポーツダイレクター(44)は5月下旬、欧州へ視察。後任監督と交渉にあたっていた。

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