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10人アラベスに追いつくのが精一杯…バルセロナ、連敗ストップも4戦未勝利

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バルセロナはアラベスと1-1のドロー

[10.31 ラ・リーガ第8節 アラベス1-1バルセロナ]

 バルセロナは10月31日、ラ・リーガ第8節でアラベスのホームに乗り込み、1-1で引き分けた。リーグ戦の連敗を2で止めたが、4試合未勝利(2分2敗)となっている。

 先手を取ったのはアラベスだった。前半31分、カウンターを相手に阻まれるが、バックパスを受けたGKネトにFWルイス・リオハがプレッシャーをかけ、ボールを奪取。無人のゴールに左足で決め、スコアを1-0とした。

 バルセロナは思うようにアラベスの守備を攻略できず、主審のジャッジにもフラストレーションをためる展開。前半39分にはFWリオネル・メッシがPA付近でドリブルを仕掛けた際、ファウルを受けたとアピールするが、笛は鳴らない。直後に相手の負傷でプレーが止まると、メッシが外へ蹴り出そうとしたボールが、目の前を走る主審に当たりそうになる。この行為に対し、イエローカードが提示された。

 リズムを変えたいバルセロナは後半開始からMFペドリ、MFミラレム・ピャニッチ、FWフランシスコ・トリンコンを一気に投入。交代で下がったDFクレマン・ラングレに代わり、ボランチのMFフレンキー・デ・ヨングがセンターバックに入った。

 アラベスを押し込む中、後半17分にMFホタが2度目の警告で退場となり、数的優位に立つ。すると同18分、ルーズボールにFWアンス・ファティが反応すると、相手に当たったボールがスルーパスのような形でPA内左へ。マークを振り切ったFWアントワーヌ・グリーズマンは寄せてきたGKフェルナンド・パチェコにコースを消されるが、左足で軽く浮かせたシュートで巧みにネットを揺らした。

 1-1の後半20分にはDFセルジ・ロベルトのパスを受けたメッシがPA内右から左足で決定的なシュートを放つも、GKパチェコのビッグセーブに遭う。さらに同26分、デ・ヨングのロングパスからトリンコンがPA内右に走り込み、折り返しをフリーのグリエーズマンが右足でプッシュ。しかし、トリンコンのオフサイドで得点は認められない。

 その後も逆転を目指して猛攻を仕掛けたバルセロナだったが、2点目を奪えないままタイムアップ。連敗を2で止めたものの、4戦勝ちなし(2分2敗)となった。次節は11月7日に開催され、本拠地でベティスと対決する。

●ラ・リーガ2020-21特集

データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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