G大阪、不祥事乗り越え10戦無敗2位浮上 宮本監督「難しい1週間だった」

 札幌に勝利したG大阪イレブン=パナスタ
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 「明治安田生命J1、G大阪2-1札幌」(31日、パナソニックスタジアム吹田)

 G大阪が止まらない。FWアデミウソンの不祥事を振り払う逆転勝ちで6連勝後、1分けを挟んで3連勝。リーグ戦10戦無敗で勝ち点51として単独2位に浮上した。

 前半9分に先制を許したが、7分後にMF井手口陽介(24)の12試合ぶりとなるゴールで試合を振り出しに戻した。宮本恒靖監督(43)は後半16分、直接FKの場面でFW宇佐美貴史(28)に代えてFWパトリック(33)を投入。直後のFKからパトリックが頭で合わせて決勝点を決めた。

 チーム得点王タイ(6得点)のFWアデミウソンが道交法違反(酒気帯び運転など)の疑いで大阪府警から任意捜査を受け、クラブから当面の間、謹慎処分を下された。宮本監督は30日に「衝撃は大きい」とチームに与える影響を語っており、試合前には小野忠史社長がピッチ上で「多大なるご心配とご迷惑をおかけしました。とんでもない行為だと自覚しています」と謝罪した。

 宮本監督は試合後、「小さくない衝撃が選手たちにもあった。それを受け止めて、歩みを止める訳にはいかないという話はした。難しい1週間だったが、選手たちは高い集中力を見せてくれた」と選手にねぎらいの言葉をかけた。不祥事にも揺るがない強さを示し、中2日の“大阪ダービー”C大阪戦(ヤンマー)に向かう。

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