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角田が窮地救うクリア…昇格争いに食らいつく3位長崎「ホームでラストスパート」

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10月のアウェー連戦を終えた長崎

[10.25 J2第29節 大宮0-0長崎 NACK]

 3位V・ファーレン長崎はアウェー4連戦の最終戦をスコアレスドローで終え、勝ち点1の上積みにとどまった。他会場で引き分けた2位徳島とは勝ち点5ポイント差のままだが、首位福岡とは8差に開いた。手倉森誠監督は「5連戦目のしんどさなのか、精度を欠いたゲームになってしまった」と指摘しつつ、「敵地で戦ってきた中でしぶとく戦えるようになってきたことには手応えを感じています」と述べた。

 好機を創出していたDF亀川諒史が左腿裏を痛めるアクシデントに見舞われ、前半39分に負傷交代。「スタートとサブ、メンバー交代のパワーアップもカメのアクシデントで少しずつ狂ってしまった」と述べた指揮官は「最後はCKからあわやというシーンもあり、敵地で負けずに済んだと思うしかない」と振り返った。

 前節初ゴールを挙げたルーキーMF氣田亮真の鋭いドリブル突破から次々とチャンスが生まれ、MF名倉巧の投入で攻撃のギアを上げた。しかし、後半20分に名倉のシュートが惜しくもクロスバーを叩くなどチャンスを生かせず。終了間際には決定的なシュートを打たれるも、カバーに入ったDF角田誠がゴールラインぎりぎりでクリアし、窮地を救った。

 10月は6試合中5試合がアウェー戦だったが、11月は8試合中6試合をホームで迎え撃つ。FW富樫敬真は「今回引き分けてしまった分、ホームの試合は勝ち点をできるだけ多く積み上げて、ラストスパートをかけて食らいついていきたい」と意気込んだ。

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