久保建英がビリャレアル移籍後、初ゴール&2アシスト! EL開幕戦で大暴れ

スポーツ報知
チュクウェゼ(右)と喜び合う久保建英(ロイター)

◆欧州リーグ1次リーグ第1節 ビリャレアル5―3シバスポル(22日・ビリャレアル)

 ビリャレアルの日本代表MF久保建英(19)が、欧州リーグ(EL)開幕戦となるシバスポル(トルコ)戦にフル出場し、移籍後初ゴールを挙げた。さらに2アシストも記録するなど大車輪の活躍で、チームを勝利に導いた。

 トップ下で移籍後初先発した久保は、序盤から積極的にボールに絡み、チャンスを演出する。すると、前半13分、自身が起点となった攻撃から、FWチュクウェゼが左足でシュート。GKがはじいたところを、ゴール前に詰めて左足で押し込み、先制点をマーク。リーグ戦を含めて新天地での初ゴールとなった。

 さらに同20分には、ゴール中央でボールを受けると、左足アウトサイドで、FWバッカヘ絶妙なスルーパス。これをバッカが右足で決めて、移籍後初アシストも記録した。

 守備の乱れから前半のうちに2点を追いつかれて迎えた後半は、4―1―4―1の右サイドにポジションを移行する。同12分、左CKのキッカーを務めると、速いボールをDFフォイスに合わせて一時は勝ち越しとなるゴールを演出。この日、2アシスト目となった。

 同19分にチームは三度追いつかれたが、途中出場のFWパコアルカセルが2得点を挙げて5―3で勝利。久保も終盤には再びトップ下に戻り、積極的に得点を狙いに行くなど、初のフル出場を果たした。

 リーグ戦ではこれまで6試合連続ベンチスタート。厳しい状況だったが「与えられたチャンスで結果を出したい」と話していた通り、初スタメンで自身の実力を証明した。

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