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一生忘れてはいけない「ある想い」

“あの騒動”から1年が経った。51歳と1つ年を重ねた男の姿は、茨城県龍ケ崎市にある。肩書は『流通経済大学サッカー部コーチ』。

「この部屋、暑くないですか?」

騒動後、メディアを通して彼の姿を見ることはほとんどなかったが、曺貴裁(チョウ・キジェ)は柔和な表情で迎え入れてくれた。

曺は日本サッカー協会(JFA)から科されていた指導者資格の公認S級ライセンスを1年間停止されていたが10月3日をもって満了、4日より回復した。今回のインタビューも公認S級コーチライセンス資格が戻ったことが一つの区切り、きっかけになった。

「これまで取材を禁止されていたわけではないんだけど、今でもほとんどお断りしているんです。でも今回処分が明けたことで、中野監督からも『どうだ?』とご提案を頂いたのでお受けすることにしました」

2019年夏、ひとつの新聞報道をきっかけにJリーグに激震が走った。一部スポーツ紙が湘南ベルマーレの曺貴裁監督(当時)の選手やスタッフに対するパワーハラスメント(パワハラ)疑惑をスクープした。行き過ぎた指導問題は一気に表面化していった。

「最初にスポーツ紙の報道が出て、『えっ!?僕のこと出てるけど』という感じでした。クラブからは何も言われてなかったし、僕自身も新聞報道に驚きました。確かにそんなことあったけど…『何でこれが報じられるのか』『何なんだろう』という感じ。チームがギクシャクしているなと感じれば気づけたと思うけど、前に進んでいた。チームとして強くなっている実感があったから、ビックリしたというか、ショックでした」

弁護士による関係者約60名に行ったヒヤリングに基づいて作られたA4版の用紙18ページに及ぶJリーグの調査報告書は、曺の“有罪”をより明らかにしていた。言動、行動、態度…。報告書には曺が行ったパワハラが事細かに記されていた。

曺は10月8日に監督を退任。強豪クラブと比べると恵まれているとはいえない戦力でも、工夫や厳しい鍛錬を通して相手を上回るチーム作りで2018年にはカップ戦で日本一にもなった。「湘南=曺貴裁」とまで言われた8年間で築き上げた実績はもろくも崩れ去った。

「僕の中にはいい選手やいいスタッフになるためには、一つや二つの苦しいことをバネに立ち上がってくるような強いメンタリティを持った人じゃないと、この世界はやっていけないという考えがあります。今でもそれは変わりませんが、その中で自分の持っている『温度』を周りにも求めてしまった。自分の言葉が行き過ぎたり、配慮が足りなかった。そのことによって被害を受け、傷つかれた人たちがいるのは現実です。

もちろんその人たちに謝罪の言葉をかけられる場所があれば、そういうことをしたい。でも今できることと言えば、自分がこの1年で学んだことを生かして、これからサッカー指導者としてどういうことを見せられるか。それが大事なのかなと思います」

当時の自分に足りなかったことを模索する日々。すべての選手たちに愛情を持って接しているつもりだった。ただそれは過信だったのかもしれない。ひとつの結論として、一人ですべてをやろうとしてしまっていたことへの反省がある。

「たとえば厳しい指導を投げかけたときに、愛と受け取れる状況なのか、憎たらしいと受け取れる状況なのか。紙一重だと思うし、状況によっては時間が経つと『愛だったんだ』と受け入れられる状況もあると思っていた。選手を厳しく指導すること、その選手の様子を見ながら後からフォローすることも、当時は自分一人でやっていたんですけど、クラブやスタッフと連携して、役割分担をしないといけなかったんだと思います」

嵐が吹き荒れた2019年が終わろうとしていた暮れのある日、曺のもとにある連絡が入った。待ち合わせたのは日本の出発点、東京駅。併設するデパートのうなぎ屋で面を合わせた男の口から思いもよらぬ提案がされた。“研修期間”として流通経済大学でサッカー部のコーチをやってみないか。「また堂々とJの舞台に立ってほしい」。声の主は流通経済大学監督の中野雄二である。

それまで練習試合や共通の知人の結婚式などで顔を合わせることはあったが、深く話をするのは初めてだった。

「堂々とJの舞台に立ってほしいというより、堂々と生きていってくださいと言っていただいたように思えたんです」

当時を振り返る曺は思わず声を詰まらせた。

「中野さんに最初に言われた時は迷ったというより、無理だなと思いました。たとえば僕が指導することに対して保護者がどう思うか。中野さんにはありがとうございますと言いましたけど、心配して頂いてありがとうございます、という意味の、ありがとうでした。でも本当に涙が出た。

あの時はJの舞台に戻ることを考えるより、そもそも堂々と生きていけるのか分からなかった。だからそこまで言っていただけたことが嬉しかった。人は一人では生きていけない。この想いは自分の人生で一生忘れちゃいけないなと思います」

指導現場に復帰当初は「言葉が出てこなかった」
中野も当時を回想し、曺を招き入れた経緯を説明する。当時の流通経済大は前のシーズンに史上初めて1部降格の屈辱にまみれ、選手だけでなく中野らスタッフも自信を失いかけていた。「日本の指導者の宝」と評価する曺も同じように窮地に立たされている。曺にS級ライセンスの停止処分を科したJFA技術委員会のメンバーでもある中野だが、放って置くことが出来なかったという。

「指導において、一番ひどいのは見て見ぬふりをすることだと思います。だから目の前の選手を少しでもよくしたいと考えて、時と場合に応じて怒らなければいけないときもあります。私なんかはもしそういう場面を目撃したら、まず『どういう経緯があったんだろう』と考えます。

だけど今の時代は、その怒られている部分だけが切り取られてしまう。それで築いてきたものをみんな失ってしまっては指導者がかわいそうです。今回もこの一つのことで曺さんがサッカーの現場に立てなくなってしまうことが起きたら、サッカー界ってあまりにも冷たいんじゃないか。反省するべき部分は反省した上で、堂々とJの舞台に戻る道筋を作るべきだということが僕の中の考えでした」

中野とのやり取りがあったあと、曺はヨーロッパに出かけた。誰も後ろ指を指す人はいない。毎年行っている欧州視察だが、例年より長い2か月弱を使って、自分を見つめ直す期間に使った。「改めて自分ってサッカーが好きだなと思った」。

帰国した2月下旬、曺は流通経済大学のオファーを受け入れ、指導の現場に戻っていた。

しかし新型コロナウイルス蔓延の影響で関東大学リーグの開幕が7月まで延期。そのために試合を行うことは出来なかったが、練習には積極的に参加した。これまでユース年代を指導したことはあったが、大学生に教えるのは初。最初は目の前の出来事に対して頭では理解しているものの、なかなか言葉が出てこないという“半年間のブランク”をまざまざと感じさせられたというが、ポテンシャルの高い選手が多いことへの驚きなど新鮮さもあって、早々に馴染んでいった。

「今すごく嬉しいなと思うことは学生たちの仲が以前より良くなったことなんです。この前、練習後に『ライセンス復帰おめでとうございます』と拍手してくれた。僕は全然意識もしていなかったんだけど、みんな気にしてくれていたんだと。湘南の監督時代みたいに学生に接していたら、『そんなこと今言えないでしょ』みたいになったかもしれない。

湘南の時はそういう雰囲気を作るのも全部僕だった。今思うといろんな役割分担があれば良かったと思う。そういうことをここに来て考えるようになりました。当時は、今起きているミスを今直してほしかった。迫ってきている毎週の試合に勝つために、今直してって。でも僕が発する『温度』と受け取る側の『温度』が違ったら僕が言っていることを受け入れることは無理ですよね。恥ずかしながらここに来させてもらって気づかせてもらいました」

初めての大学生指導で気づかされたこと

流経大は大きく変わった。変則日程でコンディション作りも難しい今季だが、前期リーグ(2部)は首位で折り返すことに成功。リーグ戦の中断期間中に行った関東の大学加盟校がトーナメント戦で激突するアミノバイタルカップでは同校史上初の決勝進出が決定。11月3日の決勝では奇しくも曺の母校・早稲田大学と激突することになった。勝つ喜びを思い出した集団は一気に自信を取り戻していった。

曺自身の今後に目を向ければ、どこまで変われるか、変われたかが重要になってくる。変えなければいけないことを変える。ただ一方で完全に厳しさを失っては、曺貴裁ではなくなってしまう。優勝の瞬間のピッチに所属選手全員を立たせることはできない。指導者としては常に競争を生み出す義務がある。

暴力などもってのほかだが、綺麗事ばかり並べることもできない。「3つ褒めてから1つを叱ったほうがいい」。曺にとって早稲田大学の先輩でもある岡田武史の言葉だ。

「ああいうことを経験して、自分の中で変えないといけないことは当然あります。学びの中で変わらないといけないときに、大学生と接する機会を頂いた。人間関係を作ることはもともと大事にしていましたが、今は選手が楽しいと思うことを積み重ねていくことが大事だと思っています。

たとえば何かを『強制させられた』という気持ちにさせることで、どこかで躓いたり、折れてしまったりした後に修復するには時間がかかる。だから選手がそのことをどう判断するのか、見守る時間を意識的に増やすようにしました。

僕は去年騒動を起こした人間として認識されている。だから指摘した時に今直してほしいと思うのではなく、どう学んでどう成長するかを長いスパンで見るようにしようと思うようになりました」

実際、曺は学生を指導する中で以前のような厳しさを発揮しつつも、選手への接し方にいくつもの配慮が感じられるできごとがあった。ある試合で途中から出場させた選手を、途中で代えたことがあった。

「その選手は(中野)監督も期待されていて、僕もいい選手だと思っているのですが、自信を持てていないのでボールを受けようとしない。だから発奮をしてもらいたい、という気持ちで交代させたんです。彼にとっては忘れられない事象になったと思いますが、その選手には交代させた後、こう話したんです。『自分が考えているほど下手な選手じゃないぞ』と。

怒り方も『何をやっているんだ』と突き放すような言い方ではじゃなく、言われた選手が期待を感じるような言い方をすればいいんだと考えるようになった。怒り方も今の時代は手法というか、『技』として取り入れないと、こちらの意図を伝えきれないことがあるので、気を付けていきたいところです」

実際、その選手は「怒られているのか褒められているのか分からなかったです」と話したという。

処分が明けたことで、曺がJの舞台に返り咲くことは、制度上は可能となった。あとは倫理面の配慮が必要になってくるが、サッカー関係者によると、すでに曺の招へいを画策しているJクラブもあるという。

「プロの監督は、来てほしいというオファーがないと出来ない。でも、新しい僕と一緒に進んでいきたいというチームがあったと仮定して、それが許されるのであれば自分の力を発揮したいという気持ちはあります」

生来、誰に対しても嘘をつきたくない、という気持ちによって生まれた行動が、選手、スタッフに対して結果的に誤解を招き、パワハラと認定された。サッカー界に戻る以前に、胸を張って生きることすらできないんじゃないかと深く悩んだ曺は、大学生との関わりの中で成長をアシストする喜びを得られた。“罪”を償い、一皮むけた曺氏の前に、新しい道が開けようとしている。

取材・文:児玉幸洋
1983年生まれ。三重県志摩市出身。スポーツ新聞社勤務を経て、2011年より講談社のサッカーサイト『ゲキサカ』の編集者として活動中

FRIDAYデジタル
https://news.yahoo.co.jp/articles/b7a88c30a92b6be70c93b9a7822eafdbe2db654c?page=1 

 

2020/10/21(水)
この人は確かに間違いを犯したが、監督としてチームを向上させる手腕は本物
スポンサーさえ納得すれば監督オファーを出すクラブはあると思う

2020/10/21(水) 
パワハラは駄目なのは当然なんだけど、それで処分を受けて、反省し過去の過ちにしっかりと向き合った人を、許さない社会であってもいけないと思う。
またJの舞台で活躍されるのを楽しみにしてます。

2020/10/21(水) 
友人は国立病院で看護師長をしてますが、指導、特に若い人は本当に難しいと言ってました。怒れば逆ギレしたり連絡なしで来なくなる。
褒めて育てようとすると調子にのってつけあがる、せめてがんばってる自分の背中を見せようとすると、熱いですねぇって引かれるらしい。
暴力暴言はもちろんダメだけど、指導するのって難しい。

2020/10/21(水)
再び監督に復帰したとしても、行き過ぎた指導があったら「今の言い方は良くない」と言える人間が必要。
クラブの社長や強化部長がその立場になると思うが、湘南の場合は社長(会長)がチョウの指導に陶酔してしまい、行き過ぎた指導が全く見えていなかった。

まあ実際の会社でもコンプライアンス相談窓口なんて設置するくらいだから、現場で解決するのは難しいだろうけど。

2020/10/21(水)
一回のパワハラで人生の全てを失うほどのペナルティを受ける必要はないが、パワハラで鬱になったりして人生を狂わされる人がいるのも事実。

たとえ言っていることが正しくても、それがメンバーの多くにパワハラだと思われればそれまでなので、同じ失敗はしないように頑張ってほしい。

ただ、自分の経験上、パワハラをする人は繰り返す傾向があるので心配ではある。

2020/10/21(水) 
以前の曺氏のように、自分では意識してないけど選手に精神的苦痛を与えてる監督・コーチは一定数いると思う。小学生のチームでも、驚くような罵声がコーチから飛んでくるシーンを何度も見た。

曺氏の反省と再起は、日本のサッカー界にとって良いケーススタディとなるように協会含めてサポートしてあげて欲しい。

2020/10/21(水) 
ググって読める報告書の中で、事実として認定された発言を見ても「愛」や「温度」として取れるものはほとんどない。
単なる暴言にとどまらず、暴力を振るっていたことも認定されている。
また告発された後に犯人探しをして脅迫まがいの電話をしている。
少なくともそれはチームを強くすることと全く関係ないだろう。

いつまでも許すなというわけではなくて、何かに対する意見を述べる際には、事実がどうであったのかということは知っておくべきだと思う。

2020/10/21(水) 
中野さんの見て見ぬふりは出来ないって素晴らしいなと思いました
これはサッカー界だけではなく、どの社会でもそうだなと思う
パワハラは絶対にダメだけど慕っていた選手もいたのも事実

これからが楽しみです

2020/10/21(水)
個人を攻撃するつもりはさらさら無いけど「温度差」とか「役割分担」って言葉で片付けてしまっているようでは、本人が問題の根本を理解できているとは思えないし、そうだとすると問題の解決も難しいと思う。このままではいずれ同じ様な問題を起こしかねない。
言ってはいけないこと、やってはいけないことをしたという自覚と、そうなってしまう境界線の理解は必須。話の内容からはそれはできていないと感じる。

2020/10/21(水)
チョウ・キジェの監督としての能力は間違いなく高かったのだろうとは思う。
だからこそのこれまでの実績だし、周りが放っておかないのも理解できる。
だが、インタビューの端々で垣間見える根本的な勘違いに危うさを感じる。
実は「今の時代には、」とかは全く関係なく、これまでが完全に間違っていただけで、時代や今の子だからとかは関係ない。
本来スポーツに、怒鳴り散らしたり、鉄拳を加えたりは全く必要なく、技術やスキル、戦術がちゃんと言語化され、選手に伝えることができれば、指導できるわけで、サッカーに限らず、多くのスポーツの現場でそれができてない監督・コーチがごまんといるだけ。
そこを理解しないと、何れまた同じことを繰り返すかもしれない。

2020/10/21(水)
第三者が観てパワハラと認定されてしまった時点で、やり方が古いんだと思う。
プロの世界で努力するのは当たり前で、そこから更にもう一歩を踏み出せるよう
指導なり言葉を掛けるのが監督なんだと思う。
無駄な大声や人格否定するような言葉を掛ければ
負けず嫌いがほとんどの世界だから確かに伸びるかもしれないけど
長期的に成長するかと言うと微妙だと思う。

2020/10/21(水)
これは「サッカーの指導方法」の問題じゃない。湘南スタイルとか、強かったとか、選手の受け取りかた、3誉めて1叱る。とかどうでもいい。
対選手へのパワハラだけなら「指導法の改善」で十分だろうが、クラブ職員達へのパワハラもあったんだから。
クラブ職員は、サッカーに関わってるからと言ってもただの会社員。体育会系のノリは通用しない。サッカーの指導法を改善したとか関係ない。
他社をパワハラでクビになった人間が、管理職として自分の会社に来るとなったら…。クラブ職員とその家族はどれだけ不安だろうか。

2020/10/21(水)
もちろん、やった事を反省し制裁をクリアしたなら、復帰するのは何の問題ないと思うが、この人の発言を聞いていると、
「一人ですべてをやろうとしてしまっていたことへの反省がある。」
「周りとの温度差が云々…。」
なんか、結局は自分の考え方自体は間違ってないと言っているようで違和感を感じる。

2020/10/21(水)
成績で結果を残していることと、パワハラを認定されたことは別物として考えなければならない。厳しい指導のおかげで順位が上がったとか、そういうことではなく、ガイドラインを逸脱した行為があったならアウト。成績は関係ない。

2020/10/21(水) 
一定の能力や評価があるからと、パワハラなどの問題が黙認される傾向にある。ただ現実はそういった築いたものが、一瞬で崩れるのがパワハラ。
自分も仕事で若手を指導した経験があるが、厳しさとパワハラは同居するものではないし、きちんと分けられるものだ。丁寧に言語化して指導する事を心掛ければ、起こりうるものではない。少なくとも自分からは乱暴な接し方をしないのが大切だ。
それこそ、殺人者でもない限り世の中にそうそう悪人はいないが、悪人ではないからといって黙認するのも適切ではない。チョウさん本人の再起を大いに期待すると共に、今まで以上に厳しく客観的に回りが見ておく必要がある。

2020/10/21(水)
目を覆いたくなるような事柄が綴られていたJリーグの調査報告書をふまえると、とてもじゃないが現場に戻ってきて欲しいとは言えない。

ただ、キジェさんは未来永劫サッカーに関わるな!とまで言うつもりもない。でもそれは俺が被害者じゃないからそう思うだけ。
あの報告書が本当ならば、この記事が被害者の方々の目に入る可能性を考えるといたたまれない気持ちになるな。。

そういう意味で、今はキジェさんの再起云々を論じられる段階じゃない。
もし仮にいつかJリーグに関わるとしても、現場から遠く離れたところで、監督やコーチとは別の形で、の方がいい。クラブスタッフも現場に近いから、そんな役割あるのか知らないけど。

リーグの報告書を全て読んだうえで、自分はそう思います。

2020/10/21(水)
経験から言うとパワハラは治らない。本人がどれがパワハラか分からないからだ。何処かで必ずまたパワハラをしてしまう。対処方は権限を持たせないこと。これしかない。パワハラが治った人を今まで見たことないが、この人が治ることを祈る。

2020/10/21(水) 
愛情があれば許されると勘違いしてパワハラが再発するケースが多い。これは、何々をしてれば何々をしなくて良いと言う思考があり、パワハラ受ける側大変辛い。反省と思考回路の変更は別問題なので、今後の行動は見られるかと思う。出来れば日本の反省文化から、パワハラと言われた後、指導者に求められる行動を教える事とかもした方が結果的に良いのでは?

2020/10/21(水)
うーん、あまり反省は感じなかったけどな。
この手のパワハラの人って、どうしても、自分はそういうつもりはなかったが、受け手が悪くとったという方向に行きがちで、インタビューの端々にそれが伺える。

謝罪の機会があれば謝罪したい・・・っていうのも疑問だな。謝罪の機会を自ら作って、謝罪することも出来たはずだけど。

何だろう。自分が未経験の厳しい仕事に飛び込んだ方が、この人のためになったと思うよ。自分がパワハラを受ける立場に身を置くということ。

拾った人の温情が、甘やかしでないことを願っている。

2020/10/21(水)
それらしいことを述べてるけど、結局自分が行った暴力についての反省•謝罪等はないんですね

本件に際して、サッカー界、Jリーグの暴力を容認•黙認する考えが透けて見えてましたが、そんな環境では、当人は変わるはずはないという事か

2020/10/21(水)
チョウ監督は変われるのか?たった一年で変われるの?って疑問が浮かぶようなレベルの所業がJリーグの報告書にかかれていたのが忘れられない。
相手を床に叩きつけて胸ぐら掴んでるような行為もあったらしく正直ひいた。行き過ぎたとかでなく単純に冷静さを欠き、感情的になり暴れてるだけにしか見えないことまで報告書には書かれてたから大丈夫か?ってのがある。しかも、チョウ監督は暴力もしてるから。

感情的になり冷静さを欠く欠点は簡単には直らないというのが私の人生においての経験です。
ただ、絶対変われないわけではないと思う。
変わるのは簡単ではない、難しいということ。
流経の監督中野さんはチョウ監督のことをもともと心配していたんだろう。
かれを裏切ってはいけない。

2020/10/21(水)
苦しんだら成長する=苦しまないと成長しない=楽をするのは悪、って考え、早く無くならないかな。欧米はいかに楽して成長するかを本気で考えている。海外で働いてみて思います。

2020/10/21(水)
この件に限らず、パワハラというのはやってる側が意識してないケースが殆ど。
どんな酷い言動でも本人には「精神を鍛える為」などと脳内変換してしまう。
つまり人間性の問題。
パワハラ行為を行う人間とその人の指導能力の評価は別の話であるが、パワハラに我慢し耐えた人間の功績もパワハラ人間の評価の要因になっている事に気付くべき。
それを踏まえた上でこういう人間性の人間を再び起用するなら必ず遠からず同じ問題を起こす事を覚悟しなけければならないだろう。
反省とか無関係に人間性は変えられるものでは無いからね。

2020/10/21(水)
一つ二つ苦しまないと成長しないって、その苦しみに自分がなる資格がどこにあるんだろう。
どんなに成績が良かろうと、パワハラや暴言が良いとは思えない。
この人が治るのかは分からないけど、まだまだ自分を捨てでも変えたいと言う、意気込みは見えないインタビューだった。

2020/10/21(水) 
性善説で言えば、パワハラやハラスメントは病気だと思う。

しっかりとカウンセリングや治療をして完治が認められれば、現場復帰には賛成。だが、カウンセリングや治療では無く、社会的制裁と時間を理由に復帰となると、再び同じ過ちを起こす可能性が有る。

人間関係は相手の立場になって考えられるかが重要。

2020/10/21(水)
クラブの弁護士かつ協会も調査した結果、パワハラ認定されたのであれば、パワハラ行為が事実あったのだと考えるのが合理的。本人も異議を唱えていないわけだし。つまり、自分がした行為に対し処分されその責任を負うのは致し方のないこと。しかしながらである。こう言う問題は当人のみの処分でいいのかということ。当然クラブチームには社長そしてオーナーがいる。そういう行為が常態化していた事を放置もしくは黙認していた責任をしっかりと取るべきである。

又、この元監督の事を擁護するわけではないが、選手やチームをなんとかしたいという愛情や熱意があるからこその行為であったのかと。恵まれた環境にない指導者にだけその行為の責任を負わせれば誰も指導などしたがらないのでは。かつ、熱を持った指導が許されないならダメの烙印を押された選手はあっさりと使われなくなるとリリースされる事もあるだろう。建前ばかりで断じていい問題ではない。

2020/10/21(水)
形式的に見れば「過ちは犯したが反省したならまたチャンスを与えるべきではないか」という意見には賛成だし、この人も人としては正義感の強い立派な方だと思う 当時の湘南のサッカーも好きだった 
ただ、Jリーグのレポートをみると、やったことの重み、本質を正しく理解していないのではないかとも思える
自分のキャパオーバーや、周りのスタッフとの認識や思いの違いのなかでやり過ぎてしまったのではない、違いを受け入れ、その中でリーダーシップを発揮するべきところ、できなかったと読み取った
インタビューでは現象は理解したが原因までは掴めていない その中で表面的なレトリックを変えたとしか読み取れなかった
この状態でJの監督に復帰し、チームが下位に低迷しても過去のやり方に戻らずに新しい道を徹底できるのかと思う
優秀な人であることは間違いないので、過去とは違うリーダーシップの取り方でチームを頂点に導く姿をみれたら、と思う

2020/10/21(水)
自分がいわゆるゆとり世代なせいもあるかもしれないけど、Jリーグの調査書を読んだ限り"自分の持っている『温度』を周りにも求めてしまった"では済まないレベルの言葉を投げかけていたと思います。

だからと言って一生サッカー界に戻って来るなと思ってはいないのですが、このインタビューを読む限りまだ根本を理解していない、何も変わっていない印象を受けました。

2020/10/21(水) 
自分としては、勝っていれば何をしても正義というような価値観や風潮が、パワーハラスメントやモラルハラスメントの温床になっていると思う。

この記事によると、内々の温情と思える。人情であれば、被害者に謝ることが必要。

相手に強く出てまでして押し通したいことは、信念に相当するものかどうか理由をちゃんと述べることが必要だと思う。

2020/10/21(水) 
厳しい指導は愛があるから、というのはちょっと違うと思う。
激しく指導しながらも、指導を受ける側が納得できるやり方をスキルとして身につけられないのであればライセンスなど発行すべきではない。このタイプの指導者を支持する一派が一定数いるので問題が長引くと思う。申し訳ないけど再犯の確率はとても高いと言っておく。











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