Jリーグは20日、臨時実行委員会を開き、終了後にオンラインで会見を行った。

新型コロナウイルスの感染対策ガイドラインを改定した。アルコール飲料の提供が10月30日から容認された。また来季の開幕前キャンプについて、基本的には1人1部屋とし、部屋間の往来を禁ずることも決定した。

またコンプライアンスに関する複数の案件が共有された。

J2アルビレックス新潟で起きた酒気帯び運転などの事案につき、社長から総括、謝罪などがあったという。

またJ1ベガルタ仙台のMF道渕諒平(26)が交際していた女性に暴行し、9月7日に傷害容疑で逮捕されていたと週刊誌で報じられ、20日付で契約解除になった。これについても委員会内で報道内容の共有がされた。事実の把握等はこれから進めていくことになるという。

Jリーグ側には仙台から情報がもたらされていたという。その後、示談の形で解決したという報告まで受けたことから、終結したという認識だったという。事実の把握等は引き続き、進めていくことになるという。

会見に出席した村井満チェアマンは仙台の件を受けて「プライベートな内容だが、選手は社会的に公的な存在であることを考えれば残念」とした。また「コロナ禍でリーグクラブの役割は希望の存在になると誓ってきた。期待を裏切る結果となり非常に残念。絶対に繰り返されないよう啓発など繰り返していく」と話した。