Sponsored Link

「もっと入れてくれ!」鎌田大地の叫びが日本を強気に変えていく

1
10月13日、日本がコートジボワールを1-0で破った国際親善試合。90分フル出場したことを収穫としたのが鎌田大地だ。トップ下でボールを引き出してはフィニッシュに向かうプレーで貢献。2列目の争いがまた激しくなってきた。

イージーミスが多かったと反省しながらも、鎌田大地が強調したのは「もっとパスを入れてくれ」の思いだった。

「すごくチャンスがあったので、(シュートを)入れきれないとダメなシーンがありました。自分らしくないミスもあったし。でも、僕自身が(スペースに入って)浮いている状態の中でパスをもっとつけてくれてもいいと思ったんですけど、まだチームメートとの関係が浅いのかな。逆に言えばもっと良くなると感じています」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c60638172647c83632ef267e37f8188d5d1bc392

「僕はああいうところでほしいので」


2
この日の役割は、4-2-3-1のフォーメーションの中で、1トップの鈴木武蔵の後ろに構えるトップ下。鈴木が「いい関係性ができていたと思います」と話したように、裏抜けが得意な鈴木が守備ラインを押し下げて作ったスペースに、鎌田が入り込んでいった。ただ、鎌田にしてみれば、思ったよりもパスが出てこなかった、という感触が強い。

「フランクフルトだったらそれでも僕のところにつけてくれて、前を向けるシーンがあるので、もっともっとやればやるほど良くなると思います」

所属チームでの感覚と代表でのプレーのギャップは、常につきまとうジレンマ。それでも「前半の途中から相手は3バックから4バックにして僕のところにマンツーマン気味につくようになって、足元に入ったときにがっつり来るから嫌だなと思っていた」のは、コートジボワールがそれだけ鎌田を警戒してきた証拠にほかならない。

「僕はああいうところでほしいので、そこは要求し続けていきます。トップ下で出るのは初めてぐらいなので、時間も必要かなと思います」

時間さえあれば深まるという自信だ。

悔やまれるとすれば、2つのフィニッシュワークのシーン。44分に左からの中山雄太のパスを受けて左足から右足へ、もう一度右足から左足に切り替えして狙ったシュートは相手のブロックにあった。58分にも右サイドの伊東純也からの横パスをうまく体の前でさらしながら体の角度をゴール方向に向けて、前に持ち出してシュート、GKに弾かれたところをもう一度狙ったが、またもGKに防がれた。

「前半のチャンスは思うところに止められず、後半のシーンも本来なら自分の頭の中では入るパターンというか、入ると思ってたんですけど、疲れていたのか踏み込みが弱くて思ったところに蹴れませんでした。いいときはああいうのは決められるんですけど、今日は決めきることができなかったので、そこは改善しなければいけないところ。ただ、そういう日もあると思って、今日は本当に(植田)直道くんに救われました」
3
最後は決勝ゴールを決めた植田を立てたが、自分がヒーローになることができたはずだという悔しさも残ったはずだ。だが、そのゴールでチームを救う日はきっと来る、そう思わせる90分間のプレーだった。
このエントリーをはてなブックマークに追加

コメント一覧

    • 1
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 17:05
    • ID:cJRRPqx80
    • 確かにチームメイトが鎌田の良さとかタイミングをまだ分かってない感じあったね
      理解されればもっと活躍できるはず
    • 2
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 17:09
    • ID:b9K6WfcZ0
    • ドリブルや受け方が独特
      一番異彩を放ってた
    • 3
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 17:12
    • ID:w53krd570
    • YouTubeにある今回の試合のハイライトのコメント欄に「和製ミュラーになってほしい」って書いてあったけどめちゃくちゃ同意するわ
      足元の技術あるし、決定機に走り込めるし、受け方上手いし、ふかさない
      守備に関してはコンタクト時のアグレッシブさが足りなく感じたけど、親善試合だからしゃーない
    • 4
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 17:24
    • ID:ZxaA5Zs.0
    • 派手じゃないけど、なんかヌルっとドリブルするんだよな
    • 5
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 17:40
    • ID:RyHUS.ui0
    • 柴崎も縦入れたいんだけど、2回ぐらい引っかけられて入れ難くなっちゃったね
      チームとして相手を広げるような工夫が必要
    • 6
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 17:44
    • ID:sBozTvWK0
    • たしかにミュラー感あるわ
      めっちゃ納得した
    • 7
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 18:05
    • ID:NKvCnfJm0
    • 以前はもっと淡泊なプレーが多かったけど、泥臭く攻めたり、しつこく守ったりするようになったよな
      まだまだ成長できそうな選手
    • 8
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 18:09
    • ID:L6pV2C1J0
    • フェイントが多彩だから独特の間を作れるんだよな
      トラップすると見せかけてそのままボール流したり、ゆったり後ろに向かってドリブルすると見せかけていきなり前向いたり
      まぁみんなやってるとは思うが鎌田はより自然
      前に宇佐美がバイエルンの選手はトラップにせよ全部にフェイント入れるって言ってたけど、トップ選手だとこれが基本にあるんやろな
    • 9
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 18:14
    • ID:ChWwcgN40
    • 代表での香川よりはよかったけど
      ノーゴール、ノーアシストやったな
      10番はこのひとのほうがいいよ
    • 10
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 18:19
    • ID:RKWUbk250
    • ぬるって表現が本当にぴったり。
    • 11
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 18:21
    • ID:ysWY0hec0
    • 鎌田は独特のリズムだよな
      長らく代表では見なかったタイプのトップ下だと思う
    • 12
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 19:08
    • ID:wDOKyUR50
    • 南野は中島と相性良いけど、中島いなかったら鎌田トップ下の方がいいな
    • 13
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 20:35
    • ID:oMpNbLq20
    • アーセナルのレジェンドとして今後如何に活躍するかだな
      案外オファーあるかもしれん
    • 14
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 20:45
    • ID:Ym7fX4nl0
    • >>3
      ミュラーは足元はさほどテク無いから鎌田とは似てない様な…
      ミュラーは良い入り方のポジショニングからのワンタッチ万能ゴーラーたな。
    • 15
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月14日 23:22
    • ID:w53krd570
    • >>13
      アルテタのシステムに合わない気がする
      ブンデスでCL圏内狙えるところがベストじゃないか?
    • 16
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月15日 00:14
    • ID:RRUX.dSX0
    • オフサイドになったけど南野か原口へのスルーパスが印象的だった 普通にバックパスすると思いきや反転してかなり意表を突かれたわ
    • 17
    • Posted by
    • 名無し
    • 2020年10月15日 06:30
    • ID:IayuLgp00
    • クラブでの好調さがそのまま代表の試合でも出た気がする。彼はどう決めるかをもっと向上させないとね。トップ下は今彼が一番適正だと思う。
コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット

最新記事
記事検索
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
おすすめRSS
ページアップ