磐田は0-1で山形に敗れ、最近5戦勝ちなし(3分け2敗)となった。

前半16分にセットプレーからオウンゴールで失点。この1点が重くのしかかった。フベロ監督(46)は後半開始から3人を同時交代し、システムを3バックから4バックに変更。MF上原力也(24)ら攻撃的選手を入れて打開を図った。だが、クロスからのサイド攻撃はことごとくはね返され、最後まで無得点。指揮官は「後半盛り返したが、ゴールを割れなかった」と悔しさをにじませた。

J1自動昇格圏の2位以内が遠のく手痛い敗戦となった。中2日の次戦は30日、アウェーで山口と対戦(みらスタ、午後7時)する。チームは山形から直接、山口に向かう予定。厳しい日程だが、勝利が求められる。MF大森晃太郎(28)は「次は絶対に勝たないといけない」と気持ちを切り替えた。