徳島ヴォルティスは監督の交代した松本山雅FCと引き分け、この日試合のなかったギラヴァンツ北九州と勝ち点44で並んだが、得失点差で上回り、第1節以来の暫定首位に返り咲いた。

前半は徳島が攻め込んだが、松本の守備を崩すことができず、0-0で折り返した。

後半立ち上がりは松本が多くチャンスをつくったが、徳島はGK上福元を中心に集中して守り抜いた。

同16分、徳島は右CKからのゴール前での混戦で、MF清武が相手DFのクリアボールを胸トラップで受けて、右足シュートで先制点を決めた。

しかし後半29分、松本はFW阪野が獲得したPKをFWジャエルが決めて、同点に追い付いた。

終盤はホームの徳島が押し込んだが、追加点は奪えなかった。

松本は上位徳島相手に食い下がったが、柴田峡監督の初陣を勝利で飾ることはできなかった。