J1神戸で新たに指揮を執る三浦淳寛監督(46)が25日、神戸市内でのチーム練習後、監督に就任して初めてオンライン取材に応じた。
「スタイルを継続できる監督を探さないといけない中、立花社長から話があり、最後は自分の心と向き合って決めた。覚悟を決めました」
21日付で退任したトルステン・フィンク監督(52)の後任として、強化部トップから現場トップへ就任する異例の人事。指導歴がない中での抜擢だ。「自分の立場は強化責任者。監督を決定できる立場というのは頭にあった。引き受けることに対して、嘘なく迷った」と葛藤も口にした。
この日のミーティングでは「ぶれずにやっていこう」と攻撃的なスタイルの継続を強調した。監督デビューとなる26日の札幌戦(ノエスタ)で、新生神戸が船出する。(邨田直人)