J1川崎の元日本代表MF中村憲剛(39)が25日、オンラインで取材に応じた。23日に対戦し、53歳6カ月28日のJ1最年長出場記録を更新した横浜FCの同FW三浦知良(53)から大きな刺激を受けていた。
「自分も来月40歳になるけど、カズさんは別格です。53歳…考えられません」
昨年11月2日の広島戦(等々力)で左膝前十字靱帯損傷、左膝外側半月板損傷で全治7カ月の重傷を負ってから、約10カ月ぶりに先発のピッチに立った中村。自らの復帰戦がカズとの先発対決となった。試合後はユニホームを交換し「ありがとう!!」と声を掛けられた39歳は、「クラブハウスのロッカーに飾った。袖を通すなんて、とんでもないですよ」と笑った。
「この年齢で、このチームにいられる。そして挑戦できる」と中村。首位を独走するチームで出場できる喜びをかみしめ、さらなる飛躍を誓った。(宇賀神隆)