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オリンピック・マルセイユに加入が決まって約2週間。
すでにリーグが開幕しているチームは活気に満ちている。先日には34歳になった。新たな一年に楽しみしかない。
マルセイユはフランスのプロサッカーリーグ・リーグ・アンの名門クラブだ。

昨シーズンをパリ・サンジェルマンに続く2位で終え、今シーズンはチャンピオンズリーグにも出場する。ご存じのように、日本代表でともにプレーをする酒井宏樹も所属し、6万7000人が入るスタジアム「オレンジ・ヴェロドローム」は壮観だった。

コロナウイルスの影響もあってすぐに満員のサポーターの前で、とは簡単にいかないだろうけれど、その日を待ちわびている。聞くところによると、サポーターは熱く、いいプレーをすれば褒めてくれるが、悪いプレーをすれば容赦ないという。

でも、そんなところも含めて、僕の選んだ道だ。

2022年のワールドカップに出る。多くの人に愛と勇気と希望を届けられる存在になる。ずっと言い続けている、全ては自分の描いた「ヒーロー像」に向かうストーリーの一部であるという『ヒーロー思考』が、ブレない僕を作り上げている。


いいプレーをするかしないか、それだけ
 
移籍が決まったとき、日本の報道では「レギュラーが確約されていない」ことが注目されたらしい。
マルセイユには、若くてうまい選手がたくさんいる。僕の主戦場、ジョルダン・アマヴィもそのひとり。マルセイユでは4シーズン目を迎える26歳がレギュラーで僕はそれを奪いに行く立場──そんな論調だったと聞く。

この話を聞いたとき、そもそも「レギュラーに確約なんてあるの?」と驚いた。
いいプレーをすれば使われる、悪いプレーをすれば使われない。サッカーとはそういうものだ。

契約が出場機会に影響を与える、なんて言い方がされることもあるけれど、僕はそんな経験をしたことはない。
いつだって、いいプレーが、サッカー選手であることが、ピッチ上でのパフォーマンスが、すべてだと思っている。だから契約のオファーをもらった段階で、試合に出られる「保証があるかどうか」は一切、気にならなかった。

あのマルセイユが、──これはマルセイユの公式Twitterなどでも紹介されたけど、12年前に明治大学にいた僕は学生選抜としてマルセイユのユースチームと対戦をして「スーパーミドルシュート」を決めている。あれは本当にロベカルみたいだった(笑)──オファーをくれたことに運命を感じ、そして5大リーグに戻ってこられたことに気が引き締まった。

あとは日々の練習で自分の価値を証明していくだけだ、と。

加えて言えば、チャンピオンズリーグに出るような名門は、必ずローテーションで選手起用をしていく。
インテルのときは、僕と同じサイドにサネッティやギブがいて、リーグ戦とカップ戦やチャンピオンズリーグを、それぞれが役割を果たしながら、勝ち進もうとした。

逆に、昨シーズンのガラタサライでは、そのすべてに出場をしていて体がかなりきつかった。途中に日本代表もあり、移動の負担もあったかもしれない。

こうした状況で直面する一番の困難は、過密日程のフィジカル的なつらさもあるが、「100%のパフォーマンス」をピッチで見せられない心理的なストレスと、それによって自分自身が評価を落とす、というジレンマだ。

それは年齢による部分もある。変わりゆくものでもある。だから、自分の今を見つめ直したうえで「どういう環境がベスト」かを考える必要があった。

そういう意味で、マルセイユのように同じポジションに複数の選手を置いて、チームを作っていくのはスタンダードな手法であり、僕には最適な環境だ。レギュラーが確約されているかどうかにはまったく興味がない。


なぜマルセイユを選んだのか
 
7月の上旬にトルコから帰国し、オファーを待っていた僕のところにはありがたいことにたくさんのクラブが興味を示してくれた。詳しくは書けないけれど、スペイン、イタリア、ドイツ、中東のクラブからも打診があった。

どういう決断をするか。

僕の中でははっきりしていた。もっと成長ができるチーム、うまくなれるチーム。僕は「ラテン系」だと自己分析をしているから、スペインやフランス、イタリア、ポルトガルといった同じノリの国がいいなとは思っていたけれど、それもすべては歳を重ねるごとにステップアップできる環境があるか否か。

収入のことだけ考えれば違うクラブだっただろう。

そこで舞い込んだマルセイユは即断だった。チャンピオンズリーグに出られる。ラテン系で、なにより「厳しい道」であることが想像できた。若いチーム、ライバルがたくさんいる。名門パリ・サンジェルマンといった圧倒的な力を持つクラブがある・・・。

さっきも書いたようにサポーターだって目が肥えている。

簡単じゃないぞ、ここでプレーすることは。そう思えたから、すぐに決断できた。

「厳しい道」を泥臭く進み、乗り越えた先にある自分の姿をイメージできたわけだ。

簡単な道を行くことを否定はしない。ただ、僕は迷ったら難しい道を選びたい。
その道を歩み終えたとき、必ず自分自身に成長をもたらしてくれることを経験的に知っているからだ。
 

内田篤人というヒーロー
 
ちょうど僕の移籍が決まる3週間ほど前、日本代表で長い間一緒にプレーをした内田篤人が引退を発表した。年齢で言えば、一個下。

いつも自然体で、柔らかな雰囲気を持っているのに、実は芯が通っている。言葉も、さらっと軽く発しているように見えて、ブレないものがある。「周りが見えてるな」と思わされる。

篤人に似合う言葉は「カッコいい」だけど、それは決して外見的なものだけではなくて、そういう立ち居振る舞いに惹きつけられる。忘れられないのは、ブラジルワールドカップだ。

大会数ヶ月前に右膝に大きな怪我を負い、手術を回避して臨んだビッグトーナメント。本当に走れるのか?不安があったと思う。それでも彼は走り続けた。

幾度となくピッチをともにしたけれど、僕が記憶するベストプレーは、ブラジルの右サイドを駆け上がり、ボールを奪い、果敢にゴールを目指す姿だ。

あのとき、本当にすごいと尊敬の念が湧き上がってきたものだ。

「人の姿」は、大きな影響を「人に与える」。
篤人を見て僕が「カッコいい」とか「尊敬に値する」といった思いを抱いたように、こうなりたい、という具体的な形を示してくれるのだ。

僕は、そうやって多くの人に「影響を与える姿」を見せられる存在を目指している。それこそが『ヒーロー』である。
今回のマルセイユ移籍は、サッカーを知っている人からすれば「ステップアップ」に見えるだろう。でも、移籍は移籍。まだピッチに立ってもいない。

厳しい道を選んだことで、壁に直面したり、うまく行かないことも出てくるだろう。でも、そうやってもがいて、その上で乗り越えた姿は人に強い影響を与えられるはずだ。簡単な道を歩んで得た「物語」は、読んだって面白くない。

30を過ぎたあたりから、『ヒーロー思考』は欠かせないものとなった。

僕はアンパンマンのようなヒーローになりたい。そのヒーロー像を強く思い描いている。
そして、そこに向かって、パズルのピースをひとつ一つはめていく。
ピースには、「楽しいこと」「苦しいこと」「ゴール」「ミス」・・・さまざまな感情を含んだものがあって、でもそのどれを欠かしても「ヒーロー像」は完成しない。

そう考えれば、人の決断はいつだって「正解」だ。最後のヒーロー像のためには、どんなストーリー(ピース)だって欠かせないのだから。

ちょうど一年ほど前、チャンピオンズリーグでパリ・サンジェルマンには完膚なきまでにやられた。
週末の試合ではそのパリ・サンジェルマンに勝つことができた。
でも僕はピッチに立っていない。やり返す。──そんなピースが僕のパズルには入っている。

長友佑都
https://news.yahoo.co.jp/articles/41712c98cdb4872fce224eab33b643b30de2c450?page=1 

 

2020/09/16(水) 
日本代表の右サイドバック内田 左サイドバック長友はよかったな

内田が右に入ると そうそう守備が崩される事なかったから 長友は高めのポジションを積極的に取れて 攻撃も良い形が多かった気がする

長友には引き続き最高のプレイをマルセイユでも日本代表でも見せて欲しい

2020/09/16(水)  
>僕は「ラテン系」だと自己分析をしているから

早速だけど、ネットに、マルセイユでのチームメイトの歓迎会の映像が落ちてんだけど、長友は、椅子の上に立って、「アンパンマン」の歌を熱唱しながら、踊っていて、チームメイトが爆笑・めっちゃ盛り上がっていた。

本当に、マインドが日本人のそれじゃない。
いきなり、チームの盛り上げ役になっていて、ハートを掴んでしまった感じ。
言語の壁を明るさで吹っ飛ばしてしまった。
日本人が海外移籍して直ぐに帰ってくるケースもあるけど、これは長友のキャリアを参考にした方がいいと思う。

2020/09/16(水) 
長友と内田ってプレースタイルや性格からいってもなんか絶妙なバランス感というか関係性があったと思うし、それが見ていても好きだったね。

ラテン系の明るさを持っていてスタミナを生かして縦横無尽にプレーする長友と、常に冷静で一歩引きながら適切なプレーを選択できる内田。
本当に日本で歴代最高のサイドバックのコンビだったと思うし、まだまだ長友には内田の分も体が続く限り走り続けてほしいですね。

2020/09/16(水)  
『人の決断はいつだって「正解」だ』

この言葉、心に響きました
決断し目標に向かって努力する
そうすれば結果はどうであれ、その人にとっては「正解」なんだなと思う
あくまでも「努力すれば」だと思うけど

2020/09/16(水) 
間違いなく出番は来る
長友くらいのベテランになるとローテーションはむしろありがたい

あとは、『ここ』って大一番の試合で監督のファーストチョイスに入れるかどうかという事になるね

『違い』を魅せて欲しい!

2020/09/16(水) 
同じ日本人として、同じ30代として、長友の姿に勇気を貰っています。既にサッカーファンのヒーローです、これからも輝いて欲しい。

2020/09/16(水) 
年齢を言っちゃ失礼だが、この歳でマルセイユクラスのクラブから声が掛かるとは。
すごいことだよ。感服するね。
インテル時代も何度も1stチョイスから外れてはレギュラー奪還。
嫁が嫁なので僻んでいるけど実力は認めてる(笑)
またレギュラー昇格なんてことになるとね。
内田だって故障さえなければ欧州でやれてたかもしれない。
長友より若いんだし。
まあ、明暗は別れたけどファンの記憶に残る両翼だった。

2020/09/16(水) 
監督が替わってレギュラーから外されるたびに実力を示してレギュラーを再奪取し続けてきた長友選手を心から尊敬します。
普通なら心が折れてしまうような状況が長く続いたはずです。
並のメンタルではそんなことはできません。
今回は控えでの入団ということですが、気付いたらレギュラーを確保してそうな気がします。
長友選手はそういう不撓不屈の精神を持った偉大なアスリートだと思います。

2020/09/16(水) 
いくつになっても少年のような眼の輝き、逆行にあっても常に前向志向、周りを明るくする生まれ持っての性格で海外でも一貫したブレない姿勢、凄いことです!新しいチームでもレギュラーを取って活躍して欲しいね。

2020/09/16(水) 
マルセイユに住んでいた頃にここのスタジアムでリーグアンの試合を見たことがあります。リヨンからマルセイユへ引っ越して、OLファンの熱量とは格段に違うOMファンの熱狂ぶりに驚きました。現在の日本人サッカー選手の活躍に感無量です。きっと長友選手も現地のファンから期待され応援される選手になることと思います!頑張ってほしいです!

2020/09/16(水) 
長友はもちろんだが、ブラジルW杯の時の内田は素晴らしかった。彼の分ももう一花咲かせてほしい。

2020/09/16(水) 
長友は誰にでも話しかけて仲良くなるタイプ、内田はこちらから話しかけて仲良くなりたいかまいたくなるタイプ。どちらも海外ですぐに溶け込む、日本代表史上最高の人たらしコンビ。

2020/09/16(水) 
海外に居ることが目的ではなく出るからにはレギュラーを勝ち取って欲しい
内田選手が鹿島を去る際に言った言葉はまさにプロフェッショナル
チームとしてコンスタントに貢献できない以上はユニホームを脱ぐ
それはまだまだやれる事は出来るが、試合に出ないと話にならない。
長友選手も年齢的に言うとピークのほうは過ぎているのかもしれない
マルセイユでもベンチウォーマーが多くなるはず
それでも敢えて彼は茨の道でも海外にとどまる事を決断した。
日本のサイドバックは長友ありと言うことをまた証明して欲しい。

2020/09/16(水) 
プロになってからは順風満帆のようにみえますが、そこに至る過程は、決してエリート街道を歩んできたわけではないので、言葉に説得力があります。

競争の中で、レギュラーを勝ち取って欲しいと応援します。

2020/09/16(水) 
アムール!
マルセイユなら行くでしょう。
レベルは高い。
足りてないのに使ってもらえるほど甘くない。
CLもあるので、試合数は多い。
とにかく試合に出てほしい。
最初は下位チーム戦からかもしれないが、
元気に走ってほしい。

2020/09/16(水) 
長友の歳でマルセイユに入るとかすごすぎる。
若手のチームで、最近ではPSGにも勝っている強豪だからチーム内のレギュラー争いも大変だと思うけど、少しでも長く長友のプレーをみたい。サイドバックに日本人が二人いる試合もみたい。

2020/09/16(水) 
長友と内田はヘディングには弱かったけど、それを余りあるスピードと体力で近代ヨーロッパサッカーの超攻撃的両サイドバックの面白さを国内で唯一体現してくれたんだよな

2020/09/16(水) 
ウッチーと長友がいた時の両サイドはレベルが違ったな
長友に合わせてウッチーがポジションを修正して
勢いの長友と安定感のウッチーコンビは歴代屈指のコンビだと思う

2020/09/16(水) 
左SBに長友佑都、右SBに内田篤人がいたときの日本代表は、SBに関しては
間違いなく世界レベルでした。

ぜひマルセイユでまだまだやれるという所を魅せてほしいです。

2020/09/16(水) 
内田のCL4強に追い付きたいと言っていたのは、ごく現実的なターゲットであることが良く分かる。

2020/09/16(水) 
私はやっぱり1番内田長友のサイドバックコンビが好きでした。
とてもバランスが取れていたし、その頃の日本代表は強かったと思います。
もう2人揃ってるところはなかなか見れないけど、長友選手にはこれからも輝いていてほしいです。

2020/09/16(水) 
『そもそもレギュラーに確約なんてあるのか?』その通りだと思う。選手にしてみれば、その時のベストを尽くしてコンディションを作り、試合に挑み勝ちに行き選ばれたかの結果。あからさまに手抜きや精神面の甘さや不摂生な選手もいるが、そうじゃないのがほとんど。

2020/09/16(水) 
そう遠くない将来、出来れば余力のあるうちに、帰国してその経験と熱量を日本の若手に還元してくれたらと思う。

2020/09/16(水) 
この言葉通り、実力で出場を勝ち取ってほしい。ウッシーはすごく残念だったが、同世代に長友がいる。まだまだサッカーファンを楽しませてください。

2020/09/16(水) 
本人は代表辞退してないけど、しばらくは長友を代表に呼ばないで欲しい。長谷部が今でも戦力でいられるのはやはり負担が減ったからだと思う。
長友を代表に呼ぶのは後進が育たずどうしようもない時だけにして欲しい。

2020/09/16(水) 
努力して挑戦する人はカッコいいな。
素直にそう思った。頑張って欲しい。

2020/09/16(水) 
長友選手が、名門マルセイユに移籍、素晴らしいすぎます、カッコいいです、マルセイユで長友選手が、活躍する姿を楽しみにしています!











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