【G大阪】採点&寸評 20歳FW食野が先発抜てきに応えるゴールもドロー
◆明治安田生命J1リーグ第14節 G大阪1―1鹿島(1日、パナソニックスタジアム吹田)
G大阪は鹿島と1―1と引き分け、2戦連続のドローで15位に浮上した。韓国代表FW黄義助(26)に代わって、今季初スタメンに抜てきされたFW食野亮太郎(20)が前半13分に先制ゴール。食野、MF福田、高江と20歳のフレッシュな3人を先発起用し、豊富な運動量からハイテンポな展開に持ち込んで主導権を奪った。しかし同43分、ミスが絡んで失点し同点に。後半は押し込まれる時間帯も増えたが、集中力は切らさず試合は引き分け。宮本監督の先発抜てきに応えた食野は、後半に迎えた決定機は決めきれなかったことに「チームを勝たせる選手になることが目標なので、満足していない。ツネさん(宮本監督)のためにも、もう1点とって勝利したかった」と悔しさをにじませていた。
以下は採点&寸評
以下は採点&寸評
宮本恒靖監督【6・0】
先発に抜てきした食野が結果。攻撃もトレーニングの結果が出た
GK〈1〉東口順昭【6・0】
ゴールを脅かされる回数は多くなかった。失点は触れていただけに悔しい
DF〈5〉三浦弦太【6・0】
3バックの中央でシンプルかつ安定したプレー
DF〈19〉金英権【6・0】
3試合ぶりの先発、くさびのパスでチャンス演出
DF〈27〉高尾瑠【6・5】
守備時はセンターバック、攻撃時はサイドバックの柔軟性発揮。縦パスにもセンス感じさせた
MF〈34〉福田湧矢【6・5】
迷わず仕掛ける姿勢は相手にとって脅威だろう
MF〈8〉小野瀬康介【5・0】
得点にも絡んだが、失点シーンはボールの落下地点を見誤った。筋肉系のトラブルで負傷交代
MF〈10〉倉田秋【6・5】
走り、戦い、高い技術も発揮。存在感は抜群だった
MF〈21〉矢島慎也【6・5】
まさにアンカー(いかり)としてチームを安定させた
MF〈29〉高江麗央【6・5】
ミスも散見するが、ボールに常にかかわる抜群の活動量は必見
FW〈9〉アデミウソン【6・0】
シュート0本は寂しいが、丁寧な落としで1アシスト
FW〈40〉食野亮太郎【6・5】
“なにわのメッシ”がストライカーとして覚醒か。起点になるプレーもこなしたが、本人は2点目が取れなかったことを反省
途中出場
FW〈16〉黄義助【5・5】
豪華な切り札として投入されたが、結果は残せなかった
MF〈6〉田中達也【―】
時間短く採点なし
MF〈15〉今野泰幸【―】
時間短く採点なし